住まいづくりの伝統工芸を学びに山形へ研修に行ってきました!
ご覧頂きありがとうございます。
埼玉県川口市東川口で、外壁塗装、リフォーム工事を手掛けている未来アートです。
住まいづくりの伝統工芸を学びに古民家ライフさんに訪問・研修に行ってきました!(^^)!
今回お邪魔した古民家ライフさんは、山形にある工務店で、木材は全て手刻みや木組みなどの伝統工芸で施工を行います。
昔ながらの知恵や技術を駆使し、合板(薄くスライスした木の板を接着剤で貼り重ねたもの)やビスは一切不使用!
驚きですね!
現代の住宅は、96%が工場などで加工した木材を使用しています。
手刻みの木材を使用する工務店はわずか4%。
その中でも、合板不使用は1%未満だと想像できます。
古民家ライフさんはその1%に該当する貴重な工務店なのです。
古民家ライフさんが手刻みや木組みにこだわる理由は3つ。
・ホゾ(木材を接合する継手)の長さに決まった規格がないので、施工時の自由度が高い。
・木の1本1本にまで職人の想いがこもり、誰が造ったかわかる“顔が見える家づくり”
・手刻み工法の技術を後世に伝えるため
手刻みができる大工さんはどんどん激減していて、年間3万人もの大工さんが辞めているのが現状です・・・。
素晴らしい日本の大工技術を、会社としても、大工としても出来る限りの事はしていきたい。
これも、古民家ライフさんが手刻み工法を続ける理由なのです。
古民家ライフさんが合板を使わない理由
それは、合板には大量の接着剤が使用されており、それが何十年もたつとボロボロになるから。
木には湿度を吸収し伸びる特性がありますが、木と木の間にある接着剤は水分を吸収しません。
それにより発生する両者のズレが幾度も生じ、少しずつバラバラに、ボロボロになってしまうのです。
古民家ライフさんには、下地にも合板を使わず、100%無垢材という徹底したこだわりがあるのです。
せっかく山形にきたので、おいしいお酒とおいしいご飯もいただいちゃいました♪(#^.^#)(笑)
伝統工芸にも触れさせていただき、驚きの知恵と技術をもつ、古民家ライフさんでの研修はとても素晴らしい経験となりました!
ありがとうございました!